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100万回生きたねこ
商品名
100万回生きたねこ
出版社
講談社
著者
佐野 洋子
出版年
1977
対象年齢
5歳〜
価格
1,650円
全国学校図書館協議会選定
中央児童福祉審議会推薦
100万回も死んで、100万回も生きたねこがいました。
100万人の人が、そのねこが死んだとき泣きましたが、ねこは、一回も泣きませんでした。あるとき、ねこは、誰のねこでもなくのらねことして生まれました。ねこは、自分が大好きでしたが、白い美しいねこに出会い、自分よりも大切なものを見つけます。そして、その白いねこが死んだとき、100万回生きたねこは、初めて泣きました。泣きやんだときねこは死んでいましたが、もうけっして生き返りませんでした・・・
「100万回生きたねこ」は、絵本の本質をとらえ、大人も考えさせられる絵本。
<作者紹介>
佐野洋子(さのようこ)
1938年北京に生まれる。武蔵野美術大学デザイン科卒業。1967年〜68年にかけて、ベルリン造形大学においてリトグラフを学ぶ。主な作品に「だってだってのおばあさん」(フレーベル館)、サンケイ児童出版文化賞推薦賞「おじさんのかさ」(講談社)、講談社出版文化賞絵本部門賞「わたしのぼうし」(ポプラ社)などがある。