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全国学校図書館協議会選定
日本図書館協会選定
ケイト・グリナウェイ賞特別賞

安野光雅さんの代表作。
ABCは木片で立体的に描かれ、それに応じる右のページには、幾何学的なユニークな絵がだまし絵のおもしろさを上手く表現しています。美しさの中に思わぬ遊びが隠れていて、笑いを誘うページもあるでしょう。最後のページに、答えとなる「手引き」があり、本分に説明はありません。
英語圏でも絶賛された、筆者独特の機知とユーモアで味つけられたアルファべットの絵本。

＜作者紹介＞
安野光雅（あんのみつまさ）
1926年島根県に生まれる。山口師範学校研究家修了。主な著書に、「さかさま」、「ふしぎなさーかす」、「もりのえほん」、「はじめてあうすうがくの絵本」（全3冊）、「ＡＢＣの本」、「あいうえおの本」、「旅の絵本」、「天動説の絵本」（以上福音館書店）、「かぞえてみよう」（講談社）、「かげぼうし」（冨山房）などの絵本の他、エッセイ集「空想工房」（平凡社）、「算私語録」（朝日新聞社）などがある。
1974年度芸術選奨文部大臣新人賞、講談社出版文化賞、小学館絵画賞、ケイト・グリナウェイ賞特別賞（イギリス）、ブルックリン美術館賞、ホーンブック賞、最も美しい50冊の本賞（以上アメリカ）、ＢＩＢゴールデンアップル賞（チェコスロバキア）、ボローニア国際児童書展グラフィック大賞（イタリア）などを受賞。

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