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赤ちゃんのはなし


商品名

赤ちゃんのはなし

出版社

福音館書店

著者

マリー・ホール・エッツ

翻訳者

坪井 郁美

出版年

1982

対象年齢

読んであげるなら5歳〜 自分で読むなら小学校中学年〜

価格

1,650円

中央児童福祉審議会推薦
教科書に掲載されている絵本

命の誕生、すばらしさを美しい絵と簡潔な文章で語ります。
赤ちゃんがニッコリ微笑んでいる表紙をめくると、やっと見えるくらいの点が一つ。これこそ地球上に生物が現れた遠い昔から受け継がれてきた生命のもと(細胞)の入った人間の卵です。新しい生命が芽生えると細胞は分裂を繰り返し胎児として成長します。
卵から胎児になり、胎児がどんどん成長する様、そして赤ちゃん誕生後までを、詳しくドラマチックに描く感動絵本です。
子どもが自分というものに気づき、考えるきっかけとなる科学絵本です。人間とは何か、自分とは何か、生きるとはどういうことかを考え、知るきっかけとなります。優しいおかあさんの声で、子どもたちにぜひとも読んであげてほしい絵本です。

<作者紹介>
Marie Hall Ets(マリー・ホール・エッツ)
1895年アメリカのウィスコンシン州の小さな町に生まれる。動物たちと親しんだ幼時は、後にマリーに決定的な影響を与えた。物心つくころから絵を書き、小学校一年のときには、大人の美術のクラスで勉強するほどの腕前になっていた。その後、社会学と社会事業に大きな関心をもち、第一次世界大戦の頃から、主に子どもの福祉のために働きましたが、後、健康を害して絵本を書き始めた。数ある絵本の中で、1959年に出版した「クリスマスまであと九日」(冨山房)は、アメリカの絵本に与えられる最高の賞、コールデコット賞を受賞した。作品に「もりのなか」、「またもりへ」、「わたしとあそんで」(以上福音館書店)、「モーモーまきばのおきゃくさま」(偕成社)などがある。


レビュー 一覧

usausa さん

胎教の絵本を探していたので、胎教絵本セットの中一冊がこの絵本でした。
他の絵本にはない感動を得ました。妊娠中の私には生命の神秘や偉大さを
感じ、お腹の赤ちゃんをいとおしく思いました。子供向けの絵本としては、
難しく思われがちな内容ではありますが、赤ちゃんの視点から描かれている
場面もあり、生まれてくる赤ちゃんともいつか一緒に読める日が来るのを
楽しみになる絵本だと思いました。

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