こそだてナビゲーション

絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載

うらしまたろう


商品名

うらしまたろう

出版社

福音館書店

著者

時田 史郎 再話

画家

秋野 不矩

出版年

1974

対象年齢

4歳〜

価格

1,100円

厚生省中央児童福祉審議会推薦
教科書に掲載されている絵本

たろうが、村の子どもたちにいじめられていたかめを助けると、そのかめは、りゅう王の娘おとひめでした。おとひめは助けてもらったお礼にたろうを龍宮に招待します。さっそく、たろうの歓迎の宴がはじまりますが、「もう、おまえは人の子ではない。りゅう王の子になったのだ。いつまでもここで、おとひめと幸せに暮らすがよい」と言われ、たろうは龍宮で3年もの月日を過します。
日本の代表的な昔話を長く読み継がれるにふさわしい内容と文体で再話にされた絵本。水彩画で美しく描かれた人物や海や魚などが伝統的な昔話によく合っています。

<作者紹介>
時田史郎(ときたしろう)
1943年に東京に生まれる。早稲田大学卒業後、福音館書店に勤務。民俗学に造詣が深く、特に昔話と昔話の採集、再話者であった佐々木喜善の研究をしている。
<画家紹介>
秋野不矩(あきのふく)
1908年静岡県に生まれる。1950年、女流日本画家に与えられる最高の賞、上村松園賞を受賞。創画会会員。絵本の仕事に「いっすんぼうし」(福音館書店)、「小さな松の物語」、「やまねことにわとり」(ニューヨークAtheneum社)などがある。


レビュー 一覧

kimoto さん

日本の昔話セットを買いました。その中の一つとして感想を書いています。
優しく語りかけるような口調の文章と絵がとても合っていました。
昔話という古典の物語は長く語り継がれるものなので、絵が読んだ子どもの
記憶に「うらしまたろう」のイメージがいつまでもやきついていくので、と
ても大切だと思いました。そんなことを気づかせてくれた絵本です。

ページの先頭へ戻る

キーワード検索