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おつきさんどうしたの
商品名
おつきさんどうしたの
出版社
岩波書店
著者
E.M.プレストン
画家
バーバラ・クーニー
翻訳者
岸田 衿子
出版年
1979
対象年齢
4歳〜
価格
924円
在庫
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夜、がちょうのおかあさんが外出してる間に、家から抜け出すちび。明るい月に、きつねに見える雲が忍び寄るのを見て、きつねの形に似た雲がおつきさんを食べてしまったと思い、慌ててお百姓さんに知らせに行きます。しかし、月はもとのまま。二度の失敗にうなだれていると、自分が本物のきつねに捕まってしまい・・・ちびが、お百姓さんやきつねと交わすやりとりがおもしろい絵本です。絵は、落ち着いた色彩が夜の世界を上手く表現しています。
<作者紹介>
エドナ・ミッチェル・プレストン
アメリカの女流児童文学作家で、バーバラ・クーニーと組んだこの作品の他に、ロバート・アンドリュー・パーカーが絵を描き、コールデコット優秀賞を受賞した「Pop Corn and Goodness」などの作品がある。この「おつきさんどうしたの」(岩波書店)の文章は、ニューヨーク・タイムス紙も「単純で活動的、そして詩的である」と高く評価していた。
<画家紹介>
バーバラ・クーニー
1918年にニューヨークのブルックリンで生まれる。絵を描くことが好きだった母親の影響で学生時代から絵を描きはじめ、25歳のときに早くも最初の絵本を出版した。1958年にコールデコット賞を受賞した「チャンティクリアときつね」をはじめとする多くの優れた作品を作りだしている。
<翻訳者紹介>
岸田衿子(きしだえりこ)
1929年東京に生まれる。東京芸術大学油絵科を卒業。1962年、同級生だった中谷千代子の絵で絵本「かばくん」を発表。以後「ジオジオのかんむり」、「かえってきたきつね」などを同コンビで発表し、サンケイ児童出版文学賞受賞。詩集に「木いちごつみ」、「かぞえうたのほん」、翻訳にアーノルド・ローベル「どろんここぶた」などがある。