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おばけリンゴ
商品名
おばけリンゴ
出版社
福音館書店
著者
ヤーノシュ
翻訳者
矢川 澄子
出版年
1969
対象年齢
5歳〜
価格
1,320円
全国学校図書館協議会選定
貧しいワルターはリンゴの木を一本持っていましたが、実が一つもなりません。「ひとつでいいから実がなりますように」とワルターは願います。その願いは叶って、ひとつだけ実がなりますが、こんどはどんどん大きくなって、巨大なおばけリンゴになってしまいます。ワルターはリンゴを売りに行きますが、大きすぎるリンゴをののしってだれも買ってくれません。そこへ王様からの命令が。おそろしいリュウへの贈り物に、おばけリンゴを差し出せと言うのです。はたしてワルターとリンゴの運命は……。
<作者紹介>
ヤーノシュ
1931年にポーランドに生まれる。7年間鍛冶屋の工場で働いた後、仕事を探してドイツに移り、ミュンヘン芸術学院にしばらくいたこともある。ほとんど独学でインダストリアル・デザインの仕事に携わり、その後、絵本作家・画家として作品を発表。「おばけリンゴ」(福音館書店)は、7ヶ国語で発行されており、国際的な成功をおさめた。
<翻訳者紹介>
矢川澄子(やがわすみこ)
東京に生まれる。東京大学文学部美学美術史学科中退。主な著書には、詩集「ことばの国のアリス」(現代思潮社)、訳書に「ハイジ」(福音館書店)、絵本「ぞうのババール」(評論社)、「おばけリンゴ」(福音館書店)「わにくん」(偕成社)などがある。