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かにむかし


商品名

かにむかし

出版社

岩波書店

著者

木下 順二

画家

清水 崑

出版年

1976

対象年齢

4歳〜

価格

1,600円

佐渡の話をもとにして書いた、鈴木棠三氏採集「佐渡島昔話集」の中の「蟹ムカシ」の複刻版。
かにの情けをあだで返したさるに、親のかたきを討とうと子がにたちが、うすやハチの助けをかりて仕返しをする有名なさるかに話しの絵本。「かにどん かにどん、どこへゆく」、「さるのばんばへ あだうちに」といった繰り返しも耳に快く残ります。なめらかな文章で、読み聞かせにとても良く、あだ討ちの場面は、たたみかけるような口調になっています。漫画家特有のユーモアにあふれた墨絵風の絵が、この有名な昔話を巧みに表現しています。大型絵本でエネルギッシュに展開されていきます。

<作者紹介>
木下順二(きのしたじゅんじ)
1914年に東京に生まれる。劇作家。熊本で中学・高校時代を過ごす。東京大学英文科卒業。在学中はシェイクスピアを研究し、戯曲の創作を志す。「風浪」、「オットーと呼ばれる日本人」、「神と人のあいだ」などの現代劇では現代日本が抱える社会問題に取り組み、「夕鶴」、「彦一ばなし」、「三年寝太郎」などの民話劇では日本の民話再創造を試みている。子ども向けの著書に「日本民話選」、「わらべし長者」などがある。
<画家紹介>
清水 崑(しみずこん)
1912年長崎県に生まれる。昭和の漫画家。旧制長崎市立商業高校を卒業後上京、似顔絵描きをしながら絵の修行をする。その後、横山隆一・近藤日出造らの新漫画派集団に参加、1935年「新青年」に「東京千一夜物語」を連載。これがヒットし後に内田吐夢監督によって映画化される。絵本の作品に「かにむかし」、「ふしぎなたいこ」(共に岩波書店)がある。


レビュー 一覧

maple さん

おなじみのさるかに合戦のお話しだ〜と懐かしく思いました。でも、小さい頃は親のかたきを取るという意味が解ってなかったのか、忘れているのかわかりませんが、今回読んで初めて事の経緯を知りました(笑)そんなことに感動していた私ですが、子供の方は「かにどん、かにどん」などの方言の呼びかけや、うすや栗や蜂などが「がしゃがしゃ、ころころ、どんどん」と歩いていく様を楽しんで聞いているようです。大型絵本って迫力がありますね。収納にどうかな?と思っていましたが、子供が気に入っているのでたまにはいいですね!

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