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ききみみずきん


商品名

ききみみずきん

出版社

岩波書店

著者

木下 順二

画家

初山 滋

出版年

1984

対象年齢

4歳〜

価格

880円

教科書に掲載されているお話

鳥や木の話を聞くことができるずきんを母親からもらった、荷物運びの藤六。長者のむすめが病気で死にそうになっているのを聞き、その原因を木と鳥の話から知った藤六は、長者の欲を排除して娘と村を救うお話。
「ききみみずきん」、「うりこひめとあまんじゃく」の選び出された2編の日本民話が美しく描かれています。

<作者紹介>
木下順二(きのしたじゅんじ)
1914年に東京に生まれる。劇作家。熊本で中学・高校時代を過ごす。東京大学英文科卒業。在学中はシェイクスピアを研究し、戯曲の創作を志す。「風浪」、「オットーと呼ばれる日本人」、「神と人のあいだ」などの現代劇では現代日本が抱える社会問題に取り組み、「夕鶴」、「彦一ばなし」、「三年寝太郎」などの民話劇では日本の民話再創造を試みている。子ども向けの著書に「日本民話選」、「わらべし長者」などがある。
<画家紹介>
初山 滋(はつやましげる)
1897年に東京で生まれる。1915年、巽画会に出品し「盲人と春」が銀賞となる。1919年、「おとぎの世界」創刊。嘱託社員となり、毎月表紙や口絵を描く。その後、同志とともに劇団美術座を結成。1928年、日本童画家協会第1回展に「姉妹」を出品。絵本「一寸法師」を出版する。1946年、日本童画会創立。1952年に第4回装幀美術展で1位受賞。1966年に、紫綬褒章を受ける。第1回モービル児童文化賞受賞。1967年、絵本「もず」を出版し、国際アンデルセ賞国内賞受賞。


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