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木はいいなあ
商品名
木はいいなあ
出版社
偕成社
著者
ジャニス・メイ・ユードリー
画家
マック・シーモント
翻訳者
西園寺 祥子
出版年
1976
対象年齢
5歳〜
価格
1,100円
コルデコット賞受賞
雄大な木と共に暮らす子どもたちの生活を描いています。木登り、ぶらんこ、落ち葉たきなど、木をめぐって遊ぶ子どもたち。巣をかける鳥、木の下に寝そべる牛。四季折々に木と生き物や人とのつながりを具体的に描き、木のすばらしさを表現した絵本。時を経た大木のもたらすやすらぎを、終りに苗木を植えることでつなぐ構成が見事です。木の果たす多彩な役割を巧みに描き出しています。
都市化が進むにつれ、子どもと自然との生活が失われていくのを嘆き、作者自身が幼い日に経験した木とのすばらしい生活を、子どもたちにも味わってほしいという願いがにじみでている絵本です。
<作者紹介>
ジャニス・メイ・ユードリー
1928年にイリノイ州に生まれる。大学卒業後、シカゴ市の保育園に勤め、ここで絵本の楽しさ、大切さを知り、作品を描くようになる。この「木はいいなあ」は、マック・シーモントの絵がそえられ、1957年にコルデコット賞を受賞。シーモントは、「こんなにはっきり作品の意図を素直に表している絵本の文は珍しい。そのままついていっただけで、この絵を描くことができた」と言っている。作品に「きみなんかだいきらいさ」(冨山房)などがある。