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「おいしいスープ　いただきまーす」、「あっ　ねずみさんがこぼした　おなかにこぼした」、「ふいてあげるね　きゅっきゅっきゅっ」。小さな幼児が、ねずみさんやうさぎさんがこぼしたものをふいてあげます。でも、最後に「あーおいしかった　みんなおさらがからっぽ　あれ　だれかさんがおくちのまわりにこぼしてる」・・・
林　明子さんの優しい絵が、「きゅっきゅっきゅっ」とはずむようなことばとマッチしていて、とても楽しい絵本です。赤ちゃんが「きゅっきゅっ」と口ずさむことでしょう。
くつくつあるけの本シリーズの中の一冊です。

＜作者紹介＞
林　明子（はやしあきこ）
1945年、東京に生まれる。横浜国立大学教育学部美術家卒業。絵本作家として活躍中。
「きょうはなんのひ？」で、第2回絵本にっぽん賞受賞。「おふろだいすき」でサンケイ児童出版文化賞美術賞受賞。「はじめてのキャンプ」で、フランスの絵本賞 LE GRAND PRIX DES TREIZEを受賞。
絵本に「はじめてのおつかい」、「あさえとちいさいいもうと」、「おでかけのまえに」、「おいていかないで」、「はっぱのおうち」、「きょうはなんのひ？」、「もりのかくれんぼう」、「くつくつあるけのほん」（全4冊）、「びゅんびゅんごまがまわったら」、ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ」、「ぼくのぱんわたしのぱん」、「かみひこうき」などがある。

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