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きょうはなんのひ?


商品名

きょうはなんのひ?

出版社

福音館書店

著者

瀬田 貞二

画家

林 明子

出版年

1979

対象年齢

5歳〜

価格

1,320円

中央児童福祉審議会推薦

「おかあさん、きょうはなんのひ? しらなきゃ かいだんの三だんめ」といい残し、まみこは学校へ行きます。おかあさんが見ると、階段に手紙が置いてありました。「ケーキのはこをごらんなさい」、ケーキの箱には「つぎはげんかん かさたてのなか」。手紙の指示通り居間へ、庭へ、2階へとおかあさんは行ったり来たりします。ようやく、10枚目を見つけて読むと・・・両親の結婚記念日にまみこが考えた素敵なプレゼントととは・・・?
明るく、柔らかい色調で家の内外がこまごまと描かれています。親と子の間に流れる暖かい心づかいを描いた微笑ましい創作絵本。

<作者紹介>
瀬田貞二(せたていじ)
1916年に東京に生まれる。東京帝国大学文学部卒業。児童文学の評論、創作、翻訳などで活躍。訳書に「三びきのこぶた」、「おだんごぱん」、「三びきやぎのがらがらどん」、「げんきなマドレーヌ」、「ブレーメンのおんがくたい」(以上福音館書店)、童話「ナルニア国ものがたり」シリーズ、「ホビットの冒険」(以上岩波書店)、再話に、「かさじぞう」、「ふるやのもり」(以上福音館書店)などがある。
<画家紹介>
林 明子(はやしあきこ)
1945年、東京に生まれる。横浜国立大学教育学部美術家卒業。絵本作家として活躍中。
「きょうはなんのひ?」で、第2回絵本にっぽん賞受賞。「おふろだいすき」でサンケイ児童出版文化賞美術賞受賞。「はじめてのキャンプ」で、フランスの絵本賞 LE GRAND PRIX DES TREIZEを受賞。
絵本に「はじめてのおつかい」、「あさえとちいさいいもうと」、「おでかけのまえに」、「おいていかないで」、「はっぱのおうち」、「きょうはなんのひ?」、「もりのかくれんぼう」、「くつくつあるけのほん」(全4冊)、「びゅんびゅんごまがまわったら」、ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ」、「ぼくのぱんわたしのぱん」、「かみひこうき」などがある。


レビュー 一覧

kaori さん

結婚記念日ではなかったですが、うちの6歳の娘も似たようなことを私の誕生日に
してくれました。私には内緒でパパと、折り紙でネックレスやブレスレットを作っ
たり、紐で携帯ストラップレスを作って、何日も前から準備して箱に入れきれいに
ラッピングしてくれたのです。この絵本の中では、まみこがおかあさんに手紙探し
をさせ、最後には素敵なプレゼントが待っています。改めてこうして絵本で見ると、
心がとても温まります。それは、まみこやおかあさんの表情、家の中の様子、会話
一つ一つが家庭の温かさ、親子の愛情を表しているからだと思います。何気ない日
常生活の中でこういった親子の関係を忘れないでいけたらいいなぁーと感じさせて
くれるお話しです。

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