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くいしんぼうのはなこさん


商品名

くいしんぼうのはなこさん

出版社

福音館書店

著者

石井 桃子

画家

中谷 千代子

出版年

1965

対象年齢

4歳〜

価格

1,210円

厚生省中央児童福祉審議会推薦
全国学校図書館協議会選定
日本図書館協会選定

甘やかされ、ごちそうばかり食べて育ったのでむくむく太っている、子牛のはなこ。山の放牧場につれて行かれた日に、他の子牛たちをみんな負かして、女王になってからはいばり放題。ところがある日、家の人たちは食べ物を集めるのに苦労しているのに、わがままな子うしのはなこが、みんなの食べ物を独り占めし、食べ過ぎておなかがふくらんで口も聞けなくなってしまいパンク寸前に。獣医は太い注射をはなこのおなかにさそうとします・・・
クレヨンで柔らかい暖かい色調の絵が、田園風景をうまく表現していて、わがままな子うしの報いをユーモラスに描き出している味わい深い楽しい絵本です。


<作者紹介>
石井桃子(いしいももこ)
1907年埼玉県に生まれる。日本女子大学英文学科卒業。文藝春秋社、岩波書店勤務の後、世界の児童書翻訳、研究に従事。1951年「ノンちゃん雲に乗る」で第一回文部大臣賞受賞。1954年、児童文学に貢献したことにより、菊池寛賞受賞。主な創作に「くいしんぼうのはなこさん」、「ありこのおつかい」(以上福音館書店)、翻訳に「こすずめのぼうけん」、「ちいさなうさこちゃん」、「ピーターラビットのおはなし」、「100まんびきのねこ」(以上福音館書店)などがある。
<画家紹介>
中谷千代子(なかたにちよこ)
1930年東京に生まれる。東京芸術大学油絵科を卒業。1968年、絵本の研究のため渡欧。絵本には、「かばくん」、「くいしんぼうのはなこさん」、「いちごばたけのちいさなおばあさん」(以上福音館書店)、「ちいさいモモちゃん」(講談社)などがある。


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