こそだてナビゲーション

絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載

くまのコールテンくん


商品名

くまのコールテンくん

出版社

偕成社

著者

ドン・フリーマン

翻訳者

まつおか きょうこ

出版年

1975

対象年齢

4歳〜

価格

1,320円

日本図書館協会選定

デパートのおもちゃ売り場に売られている、くまのぬいぐるみのコールテンくん。ある夜、なくなったズボンのボタンを探しに出かけ、エスカレーターを山だと思ったり、家具売り場を王様のお城だと思ったり、初めて見るものに驚きます。ところが、次の日にコールテンくんはある女の子に買われて、女の子の家に暮らし、友達ができた喜びが描かれています。
コールテンくんの愛らしさといじらしさが表情豊かに描かれ、コールテンくんと優しい女の子の交流が純粋で、心が温まります。

<作者紹介>
ドン・フリーマン
1908年アメリカのカリフォルニア州に生まれる。高校卒業後、ニューヨークで絵の勉強をする。劇場案内の絵やポスターを描くうちに、絵本づくりの魅力に取りつかれ多くの絵本を残した。代表作に「くまのビーディーくん」、「くまのコールテンくん」(以上偕成社)などがある。
<翻訳者紹介>
松岡享子(まつおかきょうこ)
1935年神戸市に生まれる。神戸女学院大学英文科、慶応義塾大学図書館学科を卒業の後、渡米。ウエスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学び、ボルチモア市公共図書館に勤務。帰国後、大阪市立中央図書館小中学生室に勤めた。その後、自宅で家庭文庫をひらき、子どもたちに接しながら児童文学の研究、翻訳、創作に従事してきたが、1974年、石井桃子氏らと共に財団法人東京子ども図書館を設立し、現在同館理事長。
創作には、絵本「とこちゃんはどこ」、「おふろだいすき」(共に福音館書店)、翻訳には「しろいうさぎとくろいうさぎ」(福音館書店)、「くまのコールテンくん」(偕成社)など他多数ある。


レビュー 一覧

JunJu さん

子どもたちの好きなテディベアのコールテンくんが、自分の洋服のボタンを探しに夜のデパートの冒険をします。初めて見るエスカレターにびっくりしたり、最後には警備員さんに見つかってしまったりとちょっとハラハラする場面と、おもちゃ売り場に買いに来た女の子に気に入られたコールテンくんと女の子のの愛情と友情が芽生える場面の盛り沢山な内容に満足しています。子どもから見たら、お人形やぬいぐるみは自分の友達みたいなもんですよね。うちの子も真剣なまなざしでお話しに聞き入ってます。

ページの先頭へ戻る

キーワード検索