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くろうまブランキー
商品名
くろうまブランキー
出版社
福音館書店
著者
伊東 三郎 再話
画家
堀内 誠一
出版年
1967
対象年齢
5歳〜
価格
1,100円
お百姓さんの家に生まれた、まっ黒の子うまブランキー。ブランキーの主人はいじわるです。でも、ブランキーは大きな石を積んだ重い荷車を引いて、主人の家を作るため毎日一生懸命働きました。そして、立派な家ができました。でも、ブランキーは外で寝ます。主人はブランキーの住む小屋を作ってくれなかったのです。雨の降るときには、木の下で寝ます。夜になると、お星さまを眺めました。そして、ブランキーが年をとり、たくさんの荷物が運べなくなったある日、主人はブランキーを力いっぱいたたきました。「この、おいぼれうまめ!」倒れていたブランキーは、心優しいサンタクロースに助けられます。ブランキーはサンタクロースのそりを引っ張る馬になりました。おいしい豆も、新しい上等のまぐさももらい、まるで夢を見ているような気がしました・・・
かわいそうなブランキーが、クリスマスの晩にサンタクロースに助けられ、幸せになるまでの感動のお話し。
<作者紹介>
伊東三郎(いとうさぶろう)
1902年岡山県に生まれる。1916年エスペラント語を学習。大阪外国語大学フランス語部中退。農民運動家。エスペラント語の詩人としても活躍。著書に「エスペラントの父ザメンホフ」(岩波書店)などがある。
<画家紹介>
堀内誠一(ほりうちせいいち)
1932年、東京に生まれる。グラフィックデザイナー。1952年福音館書店の「こどものとも」に「くろうまブランキー」をかき、また、アートディレクターとしても活躍。1987年に没。「かがくのとも」には、「てとゆび」、「かげ」、「はしる」、「ほね」、「ねびえ」、「めのはなし」などがある。