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こぎつねコンとこだぬきポン


商品名

こぎつねコンとこだぬきポン

出版社

童心社

著者

松野 正子

画家

二俣 英五郎

出版年

1977

対象年齢

5歳〜

価格

1,650円

つばき山に住んでいた子ぎつねコンと、隣のすぎの木山に住んでいた子だぬきポン。二人には友達がいなかったので、友達がほしくてたまりませんでした。そんなある日、コンとポンは出会います。谷川をはさんでお互いに歌を歌い合ううちに、すっかり仲良しに。ところが、敵同士の両親が大反対し、一緒に遊ぶことを禁止されてしまいます。嵐の後、谷川に倒れた木を渡って出会った二人は、コンはポンに、ポンはコンになり、やがて、コンとポンの優しさが両方の親のかけ橋となり家族ぐるみのお付き合いが始まります。
柔らかな筆使いの温かみのある絵がお話とよく合っています。子ぎつねと子だぬきの化かしあいに、思わず微笑んでしまうほのぼのとしたお話し。

<作者紹介>
松野正子(まつのまさこ)
1935年愛媛県に生まれる。早稲田大学国文科卒業後、コロンビア大学大学院で児童図書および児童図書館について学ぶ。「森のうそくいどり」(大日本図書)などの作品に対して、1987年度路傍の石幼少年文学賞とサンケイ児童出版文化賞大賞を受賞。絵本に「こぎつねコンとこだぬきポン」、「こぎつねキッコ」(以上童心社)、「かさ」、「もうおきるかな?」(以上福音館書店)などがある。
<画家紹介>
二俣英五郎(ふたまたえいごろう)
1932年に北海道に生まれる。絵本・挿絵・紙芝居など多くの仕事を手がける。主な作品に「とりかえっこ」(ポプラ社)、「こぎつねコンとこだぬきポン」(童心社)、「十二支のはじまり」(教育画劇)などがある。


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