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こすずめのぼうけん
商品名
こすずめのぼうけん
出版社
福音館書店
著者
ルース・エインズワース
画家
堀内 誠一
翻訳者
石井 桃子
出版年
1977
対象年齢
4歳〜
価格
1,100円
日本図書館協会選定
全国学校図書館協議会選定
中央児童福祉審議会推薦
教科書に掲載されている絵本
初めて空を飛んだこすずめが、おかあさんの言いつけを守らないで、楽しさのあまり気がついたら遠くまで来すぎてしまいました。疲れたこすずめは、どこかで休みたいと、あちこち巣を訪ねますが、自分の仲間でないと入れてもらえません。
鳥たちの会話の繰り返しがリズミカルで親しみやすい作品。高まる緊張感と結末に与える安堵感が見事です。
<作者紹介>
Ruth Ainsworth(ルース・エインズワース)
1908年イギリスのマンチェスターに生まれる。子どものために2冊の詩集を出版。後に、BBCラジオ番組「Listen With Mother」のために、いくつかの物語を書いた。主な作品に「ちいさなろば」、「黒ねこのおきゃくさま」(以上福音館書店)などがある。
<画家紹介>
堀内誠一(ほりうちせいいち)
1932年、東京に生まれる。グラフィックデザイナー。1952年福音館書店の「こどものとも」に「くろうまブランキー」をかき、また、アートディレクターとしても活躍。1987年に没。「かがくのとも」には、「てとゆび」、「かげ」、「はしる」、「ほね」、「ねびえ」、「めのはなし」などがある。
レビュー 一覧
JunJu さん
こすずめが初めて空を飛んだ日。少しづつ少しづつ遠くへきてしまいます。
初めて補助なし自転車に乗れるようになったとき、同じことをした自分を
懐かしく思い出したりしました。今となっては、この絵本のお母さんすずめ
の気持ちがよく解ります。最後にはほっとする結末で、やさしさと安心感を
感じさせてくれる絵本です。