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こぶじいさま
商品名
こぶじいさま
出版社
福音館書店
著者
松居 直 再話
画家
赤羽 末吉
出版年
1980
対象年齢
5歳〜
価格
990円
全国学校図書館協議会選定
ひたいに大きなこぶのあるじいさまが、山へ木を切りに出かけました。日が暮れて帰れなくなってしまったので、山のお堂に泊まることにしました。すると、大勢の鬼たちが集まってきて、歌をうたい踊りはじめました。その姿があまにおもしろそうだったので、じいさまは鬼といっしょに楽しい一夜を過ごします。朝になり、別れ際に鬼はじいさまのこぶを取ってしまいます。
それを聞いた隣のこぶじいさまがおどろいて同じお堂に泊まりに行きますが・・・
<作者紹介>
松井 直(まついただし)
1926年京都に生まれる。同志社大学卒業後、出版・編集に従事する。1969、1979年世界絵本原画展BIB国際審査委員。1981年にはスロヴァキア共和国文化省から「BIB特別功労賞」を贈られた。「だいくとおにろく」、「こぶじいさま」、「ぴかくんめをまわす」(福音館書店)などの絵本多数。
<画家紹介>
赤羽末吉(あかばすえきち)
1910年東京に生まれる。1959年、日本童画会展で茂田井賞受賞。1962年、「日本の神話と伝説」で小学館児童出版文化賞佳作賞。また1965年には、絵本「ももたろう」(福音館書店)、「白いりゅう黒いりゅう」(岩波書店)で、それぞれサンケイ児童出版文化賞を受賞。1975年、「スーホの白い馬」(福音館書店)で、ブルックリン美術絵本賞受賞。また、1980年度国際アンデルセン賞・画家賞を受賞。他に、「ほしになったりゅうのきば」、「かさじぞう」、「つるにょうぼう」(福音館書店)などの絵本が多数ある。
レビュー 一覧
franc さん
今回、日本昔話のセットを買いました。中でも赤羽末吉さんの絵がとても気に入りました。
息子は、昔話の語り口調が好きなようで、昔話絵本を楽しんでいます。自分の幼少時代も、テレビで日本昔話を好んで観ていたのを思い出すと、やさしく語りかけてくる話し方、そして方言のような昔ながらの言葉が子供の耳に響くのかなあ〜と思いました。なるべく語り口調で読んで聞かせるよう心掛けています。息子は、おじいさんが鬼と一緒に踊る場面がお気にいりです。