こそだてナビゲーション

絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載

三びきのやぎのがらがらどん


商品名

三びきのやぎのがらがらどん

出版社

福音館書店

著者

ノルウェーの昔話

画家

マーシャ・ブラウン

翻訳者

瀬田 貞二

出版年

1965

対象年齢

4歳〜

価格

1,320円

日本図書館協会選定
全国学校図書館協議会選定
中央児童福祉審議会推薦
第1回ようちえん絵本大賞

教科書に掲載されている絵本

ノルウェーの昔話です。日本では1965年に発刊され子ども達に愛され続けています。
三びきのやぎが山へ草を食べに出かけます。くさばに行くためには谷間の橋を渡らねばなりません。しかし、その橋には気味の悪い大きなトロルが住んでいます。小さなやぎは、後から少し大きなやぎが来ると言って逃れ、次のやぎも後から大きいやぎが来ると言って逃れ、3番目の大きいやぎは、角とひづめでトロルをこっぱみじんにしてしまいます。そこで、3びきはお腹いっぱい草を食べることができたいうお話。
この絵本のねらい目は、小さな幼児は一番ちいさな、がらがらどんの気持ちで、3才くらいの子どもはまん中のやぎの気持ちでと、三びきのそれぞれのやぎと自分を重ねることができるところです。いつか大きくなって”一番上の兄さんやぎのようになって恐いトロルをやっつけてしまうことのできる”そんな未来予想も幼児の気持ちをスカッと爽快にすることでしょう。

<作者紹介>
Marcia Brown(マーシャ・ブラウン)
1918年アメリカのニューヨーク州に生まれる。物語を読んだり、聞いたり、絵をかいたりすることの好きな一家に育ち、幼い頃から絵本に興味を持つようになる。ニューヨーク師範学校を卒業後、3年間高校で教えた後は、ニューヨーク公共図書館に勤務し、子どもの本についての知識を深める。「メリーゴーランドがやってきた」(ブック・グローブ社)がデビュー作。一作一作異なる画材や画風を使い分け、昔話や創作など、数々のすばらしい絵本をつくっている。
<翻訳者紹介>
瀬田貞二(せたていじ)
1916年に東京に生まれる。東京帝国大学文学部卒業。児童文学の評論、創作、翻訳などで活躍。訳書に「三びきのこぶた」、「おだんごぱん」、「三びきやぎのがらがらどん」、「げんきなマドレーヌ」、「ブレーメンのおんがくたい」(以上福音館書店)、童話「ナルニア国ものがたり」シリーズ、「ホビットの冒険」(以上岩波書店)、再話に、「かさじぞう」、「ふるやのもり」(以上福音館書店)などがある。


レビュー 一覧

NARUMI さん

怖〜い「トロル」見たさに、毎日のようにこの絵本を持ってくる息子。
ハラハラドキドキするストーリとインパクトのある絵が見事に重なって
いるからでしょうか?!この絵本は、息子にかなりのインパクト与えている
ようです。なので私も、三びきのやぎやトロルの声を変えて読んであげてい
ます。

ページの先頭へ戻る

キーワード検索