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しろいうさぎとくろいうさぎ


商品名

しろいうさぎとくろいうさぎ

出版社

福音館書店

著者

ガース・ウィリアムズ

翻訳者

まつおか きょうこ

出版年

1965

対象年齢

4歳〜

価格

1,320円

厚生省中央児童福祉審議会推薦図書
全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協会選定図書
サンケイ児童出版文化賞推薦

広い森の中で、しろいうさぎとくろいうさぎは、毎日仲良く遊んでいました。でも、ときどき悲しそうな顔をするくろいうさぎ。それを心配するしろいうさぎ。2匹の間にはいつしか愛が芽生え、たくさんの森の動物たちに祝福され結婚します。
こんな清らかな愛があるだろうか?と感じられるすばらしい絵本です。淡い水彩の挿絵が2匹のうさぎの愛の物語を叙情的に伝えてくれます。大型のページいっぱいに2匹のうさぎが表情豊かに描かれています。大人にもおすすめの絵本です。

<作者紹介>
Garth williams(ガース・ウィリアムズ)
1912年アメリカのニューヨークに生まれる。7才のときイギリスに移り住み、ロンドンのウェストミンスター美術学校、王立美術学校で油絵、水彩画、壁画、彫刻などを学び、いくつもの作品を残している。1938年、ヨーロッパ各国を旅して絵を勉強し、その後、婦人雑誌の美術編集者として仕事をした。1944年ニューヨーカー誌で活躍したのをきっかけに挿絵と絵本の仕事に打ち込むようになった。絵本の「しろいうさぎとくろいうさぎ」、挿絵の「大きな森の小さな家」、「大草原の小さな家」(以上福音館書店)など、すぐれた作品により、世界的に高く評価されている。
<翻訳者紹介>
松岡享子(まつおかきょうこ)
1935年神戸市に生まれる。神戸女学院大学英文科、慶応義塾大学図書館学科を卒業の後、渡米。ウエスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学び、ボルチモア市公共図書館に勤務。帰国後、大阪市立中央図書館小中学生室に勤めた。その後、自宅で家庭文庫をひらき、子どもたちに接しながら児童文学の研究、翻訳、創作に従事してきたが、1974年、石井桃子氏らと共に財団法人東京子ども図書館を設立し、現在同館理事長。
創作には、絵本「とこちゃんはどこ」、「おふろだいすき」(共に福音館書店)、翻訳には「しろいうさぎとくろいうさぎ」(福音館書店)、「くまのコールテンくん」(偕成社)など他多数ある。


レビュー 一覧

harun さん

まさに、大人が読んでも絵といい内容といい、心を和ませてくれる絵本です。
黒いうさぎは、白いうさぎといつまでも一緒にいたいと考え、それをいつも
願っていると白いうさぎに伝えます。それを聞いた白いうさぎが目をまんま
るくして考え、答えます。「ねえ、そのことをもっと一生懸命考えて、願っ
てごらんなさいよ」。そして、二人は結婚します。とても、純粋な愛に心が
洗われるような思いがしました。

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