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せかいいちおおきなうち〜りこうになったかたつむりのはなし〜


商品名

せかいいちおおきなうち
〜りこうになったかたつむりのはなし〜

出版社

好学社

著者

レオ・レオニ

翻訳者

谷川 俊太郎

出版年

1969

対象年齢

5歳〜

価格

1,650円

第1回国際ビエンナーレ・金のリンゴ賞受賞

かたつむりは、うちを背中にしょっています。そのうちを「せかいいちおおきなうちにしたい」と、願うちびかたつむりに、お父さんは語ります。
「身体を伸ばしたり、縮めたり、ねじったりしてうちを大きくする方法を発見したちびかたつむりは、とうとうメロンみたいに大きくなったうちを背中に背負い、おまけに尻尾をぷるぷる振って、角かざりまでくっつけました。その上、押したり、引っ張ったり、一生懸命にお祈りもして、きれいな模様もくっつけました。これこそ世界一大きくて、世界一美しいうちを手にいれることができたのですが、大きくなりすぎたうちはあまりに重すぎて、動けなくなったかたつむりは一人ぼっちで食べるものもなくなり、消えてしまいました・・・」
お話が終わると、ちびかたつむりの目は涙でいっぱいになり、自分のうちのことを思い出しました。「小さくしとこう」、「大人になったら、好きな所へ行けるように」・・・

<作者紹介>
レオ・レオニ
1910年オランダのアムステルダムに生まれる。イラストレーター、グラフィックデザイナー、及び絵本作家として、米国でももっとも活躍した芸術家のひとり。
作品には、「あおくんときいろちゃん」(至光社)、カルデコット賞次点で邦訳発行の「ひとあしひとあし」、「スイミー」、「フレデリック」、「アレクサンダとぜんまいねずみ」。「せかいいちおおきなうち」(児童図書スプリングフェスティバル賞、およびBIB金のリンゴ賞)、「さかなはさかな」(以上好学社)など。
<翻訳者紹介>
谷川俊太郎(たにかわしゅんたろう)
1931年東京に生まれる。詩人。詩作のほか戯曲、放送台本、作詞などの分野で注目すべき仕事を手がけている。児童文学作品には、「ことばあそびうた」、「あな」、「めのまどあけろ」、「わたし」(以上福音館書店)、「スイミー」(好学社)、「これはのみのぴこ」(サンリード)などがある。

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