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ゼラルダと人喰い鬼


商品名

ゼラルダと人喰い鬼

出版社

評論社

著者

トミー・ウンゲラー

翻訳者

田村 隆一/麻生 九美

出版年

1977

対象年齢

6歳〜

価格

1,430円

厚生労働省社会保障審議会特別推薦

町の子どもをさらっては食べていた人喰い鬼がいたため、町からは子どもたちが姿を消してしまいました。一方、森に住むゼラルダはそんなことを知りません。父の代わりに町に行く途中、腹ペコの鬼に会ってしまいました。鬼はあせって大ケガをし、お腹を空かせてるのを知ったゼラルダは、その場で料理を作ります。鬼はあまりのおいしさに子どもを食べることを忘れ、ゼラルダの料理のとりこになりました。おかげで村人たちは安心でき、ゼラルダは鬼と結婚して、末永く幸せに暮らしました。
鮮やかな色彩とダイナミックな描き方が読み聞かせに適しています。特に、数々の料理を並べたページに、読者は目をみはるでしょう。世界各国で人気を集めている、トミー・ウンゲラーの風刺と毒気のきいた作品。

<作者紹介>
Tomi Ungerer(トミー・ウンゲラー)
1931年フランス・アルザス地方のストラスブールに生まれる。第二次世界大戦中の子ども時代は、ドイツ軍の占領下で暮らすことを強いられた。終戦後は、ヨーロッパを放浪。25歳のときにニューヨークへ渡り、1957年に「メロップスのわくわく大冒険」(評論社刊)を発表して好評を得る。以後、絵本ばかりでなく漫画や広告ポスターなど、大人向けの作品でも幅広く活躍中。その風刺と毒気のきいた作風は世界各国で人気を集めている。1998年度国際アンデルセン賞(画家賞)など多くの賞を受賞。作品に「ゼラルダと人喰い鬼」(評論社)、「エミールくんがんばる」(文化出版局)などがある。

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