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たなばた


商品名

たなばた

出版社

福音館書店

著者

君島 久子 再話

画家

初山 滋

出版年

1976

対象年齢

4歳〜

価格

1,100円

着物を隠されてしまい、飛んで帰れなくなった天女の一人、おりひめに、「どうか私の妻になって下さい。そうすれば、この着物をお返しします」と、牛かいはおりひめにお願いし、妻にします。二人は幸せに暮らしていましたが、おこったおうぼさまにおりひめは連れ戻されてしまいます。
天の川をはさんでおりなす七夕の美しい伝説を描く、詩情あふれる中国民話の絵本。

<作者紹介>
君島久子(きみしまひさこ)
1925年栃木県に生まれる。慶応義塾大学、都立大学大学院卒業。武蔵大学教授を経て、現在、国立民族博物館名誉教授、中国中央民族大学名誉教授。中国文学を専攻し、特に民話や神話伝説および児童文学を研究。1965年「白いりゅう黒いりゅう」(岩波書店刊)でサンケイ児童出版文化賞受賞。1976年「西遊記上・下」(福音館書店刊)で日本翻訳文化賞を受賞した。その他「たなばた」(福音館書店刊)、「月からきたトウヤーヤ」(岩波書店刊)など多数の訳書がある。
<画家紹介>
初山 滋(はつやましげる)
1897年に東京で生まれる。1915年、巽画会に出品し「盲人と春」が銀賞となる。1919年、「おとぎの世界」創刊。嘱託社員となり、毎月表紙や口絵を描く。その後、同志とともに劇団美術座を結成。1928年、日本童画家協会第1回展に「姉妹」を出品。絵本「一寸法師」を出版する。1946年、日本童画会創立。1952年に第4回装幀美術展で1位受賞。1966年に、紫綬褒章を受ける。第1回モービル児童文化賞受賞。1967年、絵本「もず」を出版し、国際アンデルセ賞国内賞受賞。


レビュー 一覧

TAKARA さん

季節感あふれる絵本のなので、七夕に読んであげたい絵本です。

ちょっと大人っぽい幻想的な絵が素敵だと思いました。

七夕に日に雨が降ると、おりひめさまとひこぼしさまが出会えない
ので残念と、今まで思っていましたが、なぜ雨が降るかもきちんと
説明してくれるのでいいですね。

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