絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載
たろうのともだち
商品名
たろうのともだち
出版社
福音館書店
著者
むらやま けいこ
画家
堀内 誠一
出版年
1977
対象年齢
3歳〜
価格
1,100円
厚生省中央児童福祉審議会推薦図書
教科書に掲載されている絵本
庭を散歩していたこうろぎが、一人じゃつまらないので友達を探しに歩いて行きます。すると、ひよこに出会ったので話しかけたら、機嫌が悪かったひよこは、こうろぎをけらいにしてしまいます。そして、ひよことこおろぎが歩いていくと、塀の上をねこが通りました。ひよことこおろぎは、ねこに話しかけます。今度は、機嫌が悪かったねこのけらいにされてしまいます。皆で歩いて行くと、今度はいぬのけらいにされてしまい、最後に皆で歩いて行くと、たろうが立っていました。いぬは、たろうに自分のけらいになったら散歩の仲間に入れてあげると言いますが、たろうはきっぱり断り、皆でともだちなろうと提案します。「わーい、みんな仲良しだ。仲良しの友達だ」とページいっぱいにたろうと動物たちの笑顔が広がります。
「姉妹編」に「たろうのおでかけ」、「たろうのひっこし」があります。
<作者紹介>
村山桂子(むらやまけいこ)
1930年静岡県に生まれる。文化学院卒業後、お茶の水女子大学幼稚園教員養成課程修了。1965年まで幼稚園に勤務。1955年、第二回全国児童文化教育研究大会童話コンクールに入選。絵本に「たろうのおでかけ」、「たろうのひっこし」、「おかえし」(以上福音館書店)、「もりのはみがき」(教育画劇)などがある。
<画家紹介>
堀内誠一(ほりうちせいいち)
1932年、東京に生まれる。グラフィックデザイナー。1952年福音館書店の「こどものとも」に「くろうまブランキー」をかき、また、アートディレクターとしても活躍。1987年に没。「かがくのとも」には、「てとゆび」、「かげ」、「はしる」、「ほね」、「ねびえ」、「めのはなし」などがある。
レビュー 一覧
kids さん
幼稚園などに入園し、初めて友達をつくる幼い子どもにピッタリの絵本ですね。
どうしたら友達をつくることができるのかな?「こんにちは」と笑顔で言えたら
もう友達になれる、子どもが解りやすい簡単なストーリーで友達と仲良くできる
方法を教えてくれる、そんな絵本だと思いました。