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ちいさなねこ


商品名

ちいさなねこ

出版社

福音館書店

著者

石井 桃子

画家

横内 襄

出版年

1967

対象年齢

3歳〜

価格

1,100円

全国学校図書館協議会選定図書
厚生省中央児童福祉審議会特別推薦図書

1963年に発刊され、世代を超えて、時代を超えて子どもたちに愛され続けている絵本です。
子ねこがおかあさんの見ていない間に出かけて行きます。
いたずらっ子に捕まりそうになったり、自動車にひかれそうになり、ついには大きな犬に追いかけられ木に登ってようやく逃れます。
外では、危険や冒険が待っていました。ハラハラドキドキですが、おかあさんねこが窮地にたっている子ねこを助けます。
絵本の中の小さなねこは、読み手の子どもそのものでもあります。何でもやってみたい子どもはこんな絵本が好きですよね。

<作者紹介>
石井桃子(いしいももこ)
1907年埼玉県に生まれる。日本女子大学英文学科卒業。文藝春秋社、岩波書店勤務の後、世界の児童書翻訳、研究に従事。1951年「ノンちゃん雲に乗る」で第一回文部大臣賞受賞。1954年、児童文学に貢献したことにより、菊池寛賞受賞。主な創作に「くいしんぼうのはなこさん」、「ありこのおつかい」(以上福音館書店)、翻訳に「こすずめのぼうけん」、「ちいさなうさこちゃん」、「ピーターラビットのおはなし」、「100まんびきのねこ」(以上福音館書店)などがある。


レビュー 一覧

Lilly さん

好奇心旺盛なこねこは、まるで少し前の我が子を見てるようです。
ハラハラドキドキなシーンがたくさん出てきますが、おかあさん
ねこの気持ちがよく解ります。目を離すと何をするかわからない
我が子とこねこをダブらせ、この絵本を読んでいる私ですが、隣
で聞いている我が子はいったい何を思っているんだろうか???
といつも思います。絵本の中のおかあさんは、大きく貫禄があります。
小さなこねこは、ページいっぱいに出てくるおかあさんねこに
いつも守られていうるんだなぁ〜と、味のある絵がうまく表現しています。

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