絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載

厚生省中央児童福祉審議会推薦
日本図書館協会選定

ある晩、お月さまが池に映った自分の姿と友達になりたいと、月のぼうやに使いを頼みます。月のぼうやは出かけます。星を蹴とばし、雲をぬけ、飛行機の側をとおり、渡り鳥の群をくぐって・・・ついに、海の底まで降りていったぼうやが見つけたものとは？
横13センチ、縦35センチの縦長のきわめて特徴のある版型を使い、高い空から下へ下へと降りてゆく空間の感じと、リズムを大変効果的に表しているユーモラスなお話し。

＜作者紹介＞
イブ・スパング・オルセン
1921年にコペンハーゲンに生まれる。教職に就きながら王立美術大学でグラフィック・アートを学ぶ。絵本のほか、テレビ番組制作、ポスターや陶器のデザインなど、活動の幅は広く、1972年度国際アンデルセン賞画家賞、1976年デンマーク優秀グラフィック・インダストリー賞など数々の賞を受賞している。