絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載
どろんこ こぶた
商品名
どろんこ こぶた
出版社
文化出版局
著者
アーノルド・ローベル
翻訳者
岸田 衿子
出版年
1971
対象年齢
読んであげるなら4歳〜 自分で読むなら小学校低学年〜
価格
1,045円
全国学校図書館協議会選定
お百姓さんの家のぶた小屋に住んでいた子ぶたは、どろんこが大好きでした。やわらかーいどろんこの中に沈んでいくのが、とても幸せだったのです。
ある日、その大切などろんこをおばさんがかたずけてしまいます。怒った子ぶたは、家出をし、どろんこを探し求めて大きな町にやって来ますが、どろんこは見つかるのでしょうか?
文は簡潔で動きのあるマンガ風の絵と構成が、読者をぐんぐんストーリーの中に引っぱっていくようです。子ぶたの心の動きを見事に表していて、子どもたちを冒険の世界へ誘いこんでくれます。
<作者紹介>
Arnold Lobel(アーノルド・ローベル)
1933年カリフォルニアのロサンゼルスに生まれる。高校卒業後、ブルックリンの「プラット・インスティテュート」に入学。本のイラストレーションのおもしろさを知る。1955年同窓生のアニタと結婚。お互いに影響を与えながら、それぞれの絵本を作り続けていたが、1985年には、ローベルが文、アニタが絵を担当した「The Rose in My Garden」が出版された。1973年「ふたりはいっしょ」でニューベリー賞、1981年「どうぶつものがたり」でコルデコット賞受賞。
<翻訳者紹介>
岸田衿子(きしだえりこ)
1929年東京に生まれる。東京芸術大学油絵科を卒業。1962年、同級生だった中谷千代子の絵で絵本「かばくん」を発表。以後「ジオジオのかんむり」、「かえってきたきつね」などを同コンビで発表し、サンケイ児童出版文学賞受賞。詩集に「木いちごつみ」、「かぞえうたのほん」、翻訳にアーノルド・ローベル「どろんここぶた」などがある。
※その他の「アーノルド・ローベル」の作品は、HOMEの「著者名で検索」に「アーノルド」と入力し検索するとご覧になれます。
レビュー 一覧
ohirune_maimai さん
3歳の息子に買いました。
いまだに0歳の読むような赤ちゃん絵本が大好きな息子には、だいたい文字の少ない絵本を読むことが多いのですが、
この絵本は結構長いのにちゃんと集中して聞いていました。
どろんこに沈むところを読むといつも笑います。
長いのにもイケる!と成長を感じさせてくれた本です。