絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載
ニャーンといったのはだーれ
商品名
ニャーンといったのはだーれ
出版社
偕成社
著者
ウラジミール・ステーエフ
翻訳者
西郷 竹彦
出版年
1969
対象年齢
3歳〜
価格
1,540円
全国学校図書館協議会選定
日本図書館協会選定
中央児童福祉審議会推薦
好奇心旺盛な子いぬが、「ニャーン」と言った声が誰なのか探しに出かけます。おんどりやねずみ、恐ろしい大きな犬に聞きますが、誰も「ニャーン」と言いません。ところが、子いぬの行く先々で「ニャーン」という声がします。鳴き声につられてムキになってあちこち探し回り、蜂にさされたり水に飛び込んでずぶ濡れになってしまう子いぬと、あちこちから顔をのぞかせて子いぬをからかうねこのおかしさが子どもたちを喜ばせます。
文章にリズムがあり、ユーモラスで変化に富んでいて、幼児文学に必要な繰り返しが幼児向きのテンポで巧みに駆使されている絵本。
<作者紹介>
ウラジミール・ステーエフ
ソビエトの誇る世界的な絵本作家。1924年、映画大学の装飾芸術科に学んだ後、あちこちの映画製作所で、画家として、また監督として、子どものための動画をたくさんつくりました。第二次大戦後、国立児童図書出版所に入ってからは、今日までずっと絵本画家、絵本作家として活躍する。丸みのある、ソフトでユーモラスな漫画風の絵を持ち味とし、身近な動物の姿をかりて、小さな子どもの姿と心を巧みに映し出してみせるステーエフの絵本は、世界中の子どもたちに共感をもって迎えられています。