こそだてナビゲーション

絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載

はろるどとむらさきのくれよん


商品名

はろるどとむらさきのくれよん

出版社

文化出版局

著者

クロケット・ジョンソン

翻訳者

岸田 衿子

出版年

1987

対象年齢

4歳〜

価格

1,045円

小さな男の子はろるどは、描いたものは何でも本物になるという魔法のクレヨンを持っていました。ある晩、はろるどは月夜の散歩がしたくなりました。白い壁にむらさきのクレヨンで月を描きます。それから、自分で描いた道を通り、海を渡り、むらさきのくれよんで描いた世界へ出発します。木を描き、木になったリンゴを描き、リンゴの番をするドラゴンを描きます。そのドラゴンの恐ろしさに逃げだしてしまいます。
森や海、空など空想と現実が交錯する幼児の想像の世界を楽しく展開していきます。


<作者紹介>
クロケット・ジョンソン(Crockett Johnson)
1906年、ニューヨーク市に生まれる。ニューヨーク大学で美術を学んだ後、デパートの宣伝部やプロのフットボール選手、雑誌編集者など、様々な職業に就く。1940年、ルース・クラウスと結婚して子どもの本を描きはじめる前に、漫画家として『バーナビー』というキャラクターの漫画を描いて人気を得た。「クロケット」は彼の幼い頃のあだ名から取った名前。絵本は他に、『はろるどのクリスマス』など。
<翻訳者紹介>
岸田衿子(きしだえりこ)
1929年東京に生まれる。東京芸術大学油絵科を卒業。1962年、同級生だった中谷千代子の絵で絵本「かばくん」を発表。以後「ジオジオのかんむり」、「かえってきたきつね」などを同コンビで発表し、サンケイ児童出版文学賞受賞。詩集に「木いちごつみ」、「かぞえうたのほん」、翻訳にアーノルド・ローベル「どろんここぶた」などがある。


ページの先頭へ戻る

キーワード検索