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ピーターに妹ができました。生まれたての赤ちゃんスージーです。おかあさんは、ゆりかごの周りで大忙し。おとうさんは、ピーターの椅子をスージーのためにピンクのペンキで塗っています。ピーターは、なんだかおもしろくありません。
兄弟、姉妹を持つ子どもたちの中にも、ピーターと同じ経験を持ち、興味深く思う子どもたちはたくさんいることでしょう。
そんな、ピーターの行動や心境を和紙などを用いた貼り絵で表現し、親しみやすい絵本です。

＜作者紹介＞
Ezra Jack Keats（エズラ・ジャック・キーツ）
1916年にニューヨークに生まれる。独学で絵の勉強をする。35歳頃から子どもの本の挿絵を描きはじめ、1963年に文・絵共に自作の絵本「ゆきのひ」でコルデコット賞（アメリカの最優秀絵本賞）を受賞。以後、「ピーターのいす」、「ピーターのくちぶえ」など、十数点の絵本を発表し、子どもの心の内面を新鮮な目で捉え、詩情豊かに表現した絵本作家として世界的に高く評価された。

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