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ふたりはともだち
商品名
ふたりはともだち
出版社
文化出版局
著者
アーノルド・ローベル
翻訳者
三木 卓
出版年
1987
対象年齢
読んであげるなら5歳〜 自分で読むなら小学校低学年〜
価格
1,045円
教科書に掲載されている絵本
がまくんとかえるくん、ふたりは親友です。とぼけぎみのがまくんと、いつもおおらかな優しいかえるくんがおりなす友情物語4編が、素朴な絵と文章でユーモラスに描かれています。第一話の「はるがきた」は、4月、かえるくんは冬眠中のがまくんを起こしに行きますが、がまくんは5月まで寝かせてくれとベッドから出ません。そこで、がまくんはカレンダーをめくって5月にしてしまいます・・・その他に、「おてがみ」は、まだ一度も手紙をもらったことのないがまくんのため、かえるくんが手紙を書いてあげるという簡単なストーリですが、この本の良さを十分に伝えてくれます。緑色と茶色を基調とした水墨調の絵が話しにとてもマッチしています。
小学校の教科書にも採用されている絵本です。
<作者紹介>
Arnold Lobel(アーノルド・ローベル)
1933年カリフォルニアのロサンゼルスに生まれる。高校卒業後、ブルックリンの「プラット・インスティテュート」に入学。本のイラストレーションのおもしろさを知る。1955年同窓生のアニタと結婚。お互いに影響を与えながら、それぞれの絵本を作り続けていたが、1985年には、ローベルが文、アニタが絵を担当した「The Rose in My Garden」が出版された。1973年「ふたりはいっしょ」でニューベリー賞、1981年「どうぶつものがたり」でコルデコット賞受賞。
※その他の「アーノルド・ローベル」の作品は、HOMEの「著者名で検索」に「アーノルド」と入力し検索するとご覧になれます。
レビュー 一覧
gohan さん
絵本大好きっ子の5歳の娘のために選びました。
まだ、絵が中心の絵本しか読んだことがなかったので、
最初、文字が多いこの絵本に「ぽかん」とした表情を
して聞いていましたが、小2の長女が「このお話知ってるよ」
と言いだし、作者の名前まで覚えていて、教科書に載ってる
と言い出しました。長女がストーリーを少し話すのを聞いた
下の子も、その絵本に興味をもち始めた様子です。
友達を題材にした、優しい気持ちになれるほのぼの絵本だと
思います。