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ふゆめがっしょうだん
商品名
ふゆめがっしょうだん
出版社
福音館書店
著者
長 新太
画家
冨成 忠夫/茂木 透 (写真)
出版年
1990
対象年齢
5歳〜
価格
1,100円
全国学校図書館協議会選定
教科書に掲載されているお話
木の芽の冬姿を見ると、ウサギやコアラの顔があったり、帽子をかぶった子どもの顔に似ていたり・・・
顔に見えるところは、落ち葉した葉の柄がついた跡です。その中に、目や口のような模様がありますが、これは葉の養分を送っていた管の断面です。この顔の上にある、円形や円錐形をした部分、これが冬芽で、これから葉や花になるものが中に小さくたたまれていて春を待っているのです。冬の公園で、雑木林で、ちょっと注意して探してみて下さい。
あずき、むくのき、くさぎ、さんしょうなどの冬の木の芽を見てごらん、いろいろな木の芽が登場する愉快な写真絵本です。
長 新太さんの軽快な文が楽しくさせます。
<作者紹介>
長 新太(ちょうしんた)
1927年東京に生まれる。
1959年絵本「おしゃべりなたまごやき」(福音館書店)で文芸春秋漫画賞受賞。1974年、絵本「おしゃべりなたまごやき」(福音館書店改訂版)で、国際アンデルセン賞国内賞受賞。1977年、絵本「はるですよふくろうおばさん」(講談社)で講談社出版文化賞受賞。作品に「なんじゃもんじゃ博士」、「ごろごろにゃーん」(以上福音館書店)、「ぼくのくれよん」(講談社)、「もじゃもじゃしたものなーに?」(文研出版)などがある。