絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載
フランシスとたんじょうび
商品名
フランシスとたんじょうび
出版社
好学社
著者
ラッセル・ホーバン
画家
リリアン・ホーバン
翻訳者
松岡 享子
出版年
1972
対象年齢
5歳〜
価格
1,320円
明日はフランシスの妹、グローリアの誕生日です。グローリアとおかあさんは、明日のパーティーの準備をしていますが、フランシスはなんだかおもしろくありません。手伝わずに遊んでいます。そして、おかあさんの気を引くために精一杯の抵抗してみせます。ところが、みんながグローリアにプレゼントを用意していることを聞いて、お姉さんであるフランシスも何かグローリアにプレゼントしたいと考えます。
幼いきょうだいの素直な心情が描かれています。鉛筆画の淡い色彩の絵は、登場する動物の表情を豊かに描き、子どもにありがちな微妙な心理をうまく描写しています。
*その他の「フランシスシリーズ」の作品は、HOMEの「絵本名で検索」に「フランシス」と入力し検索するとご覧になれます。
<作者紹介>
Russell Hoban(ラッセル・ホーバン)
1925年アメリカのペンシルバニア州に生まれる。大学に入学したが、5週間ほど通学しただけで中退して、その後は1943年の軍隊入隊まで、フィラデルフィアの美術学校で学んだ。1956年以来、どの派にも属さずニューヨークとコネチカットで絵を教えながら、作家として、挿絵画家として活躍している。
<翻訳者紹介>
松岡享子(まつおかきょうこ)
1935年神戸市に生まれる。神戸女学院大学英文科、慶応義塾大学図書館学科を卒業の後、渡米。ウエスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学び、ボルチモア市公共図書館に勤務。帰国後、大阪市立中央図書館小中学生室に勤めた。その後、自宅で家庭文庫をひらき、子どもたちに接しながら児童文学の研究、翻訳、創作に従事してきたが、1974年、石井桃子氏らと共に財団法人東京子ども図書館を設立し、現在同館理事長。
創作には、絵本「とこちゃんはどこ」、「おふろだいすき」(共に福音館書店)、翻訳には「しろいうさぎとくろいうさぎ」(福音館書店)、「くまのコールテンくん」(偕成社)など他多数ある。