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ブレーメンのおんがくたい


商品名

ブレーメンのおんがくたい

出版社

福音館書店

著者

グリム童話

画家

ハンス・フィッシャー

翻訳者

瀬田 貞二

出版年

1964

対象年齢

5歳〜

価格

1,540円

全国学校図書館協議会選定「必読図書」
厚生省中央児童福祉審議会推薦
日本図書館協会選定
教科書に掲載されている絵本

年をとり働けなくなったロバは、せめてブレーメンの町の音楽隊に入ろうと家から逃げ出します。途中で同じ境遇の犬や猫、ニワトリに出会い、一緒に行こうと誘います。森の中で日が暮れ、ようやく見つけた一軒家は、なんと泥棒の家でした。4匹は知恵と力を合わせてついに泥棒を追いだして、生涯仲良く楽しく暮らしました。
おなじみのグリム童話をもとにスイスの一流のデザイナーが絵を描いた童話絵本の傑作です。挿絵は、機知とユーモアにあふれた文にふさわしく、明るく伸び伸びとしています。細部には特に心配りが感じられ、動物の目、口、足、しっぽの先まで表情豊かに描き分けてあります。

<画家紹介>
ハンス・フィッシャー
1909年にスイスの山地ベルヌ地方に生まれる。
ジュネーブの美術学校に入り、有名なパウル・クレーから教えを受ける。学校を出てから、主に商業デザイナーとしてしだいに有名になりました。1937年に、長女へのクリスマスの贈り物として、「ブレーメンのおんがくたい」をつくりあげました。
スイスきってのデザイナー、版画家として、1952年にはベネチア・ビエンナレー展に、作品が展示されましたが、1958年に49才で亡くなりました。
<翻訳者紹介>
瀬田貞二(せたていじ)
1916年に東京に生まれる。東京帝国大学文学部卒業。児童文学の評論、創作、翻訳などで活躍。訳書に「三びきのこぶた」、「おだんごぱん」、「三びきやぎのがらがらどん」、「げんきなマドレーヌ」、「ブレーメンのおんがくたい」(以上福音館書店)、童話「ナルニア国ものがたり」シリーズ、「ホビットの冒険」(以上岩波書店)、再話に、「かさじぞう」、「ふるやのもり」(以上福音館書店)などがある。


レビュー 一覧

NARUMI さん

グリム童話の代表的なお話しだからみなさん御存じだと思います。
お話しは、私も子どもの頃に読んだ記憶があるんですけど、
こんなかわいらしい絵だったかしら?と思い、この絵本の
挿絵の魅力を感じました。動物たちが力を合わせて泥棒たちを
家から追い出そうとうする、悪者退治的なところが息子は気に
入っているみたいです。

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