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ぼくにげちゃうよ
商品名
ぼくにげちゃうよ
出版社
ほるぷ出版
著者
マーガレット・ワイズ・ブラウン
画家
クレメント・ハード
翻訳者
岩田 みみ
出版年
1976
対象年齢
2歳〜
価格
1,320円
全国学校図書館協議会選定
日本図書館協会選定
ある日、子うさぎは家を出て、どこかへ行ってみたくなりました。そこで、かあさんうさぎに言いました「ぼく にげちゃうよ」。すると、かあさんうさぎは言いました。「おまえが にげたら、かあさんはおいかけますよ。だって、おまえは とってもかわいい わたしのぼうやだもの」・・・
1942年に発刊され、日本では1976年に始めて紹介されました。以来、日本でも2世代にわたり愛され続けています。子うさぎと母さんうさぎの追いかけっこのようなことばのやりとりです。子うさぎが想像の中で、どんなに母さんうさぎから逃げても、母さんうさぎは子うさぎが納得する答えで愛情を示します。微笑ましい愛のことばのマジックは美しい詩情あふれる絵と一体化され、子どもたちを魅了することでしょう。
<作者紹介>
Margaret wise Brown(マーガレット・ワイズ・ブラウン)
1910年ニューヨークに生まれる。コロンビア大学を中退後、バンク・ストーリー校で学び、それがきかっけとなって絵本作家になる。その後、スコット社の子どもの本の編集者となる。作品は100冊以上にもなり、「おやすみなさいのほん」(福音館書店)、「ぼくにげちゃうよ」(ほるぷ出版)、「まんげつのよるまでまちなさい」、「ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ」(ぺんぎん社)、「おやすみなさいおつきさま」(評論社)などが翻訳されている。