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ぽぽぽぽぽ
商品名
ぽぽぽぽぽ
出版社
偕成社
著者
五味 太郎
出版年
1988
対象年齢
2歳〜
価格
1,430円
全国学校図書館協議会選定
日本図書館協会選定
おかあさん機関車が、子ども客車を引いて走ります。
野原を走るときは「ぽぽぽぽぽ」、坂にかかると「ぼぼぼぼぼ」、坂を下ると「ぼぼぼぼぼ ととととと」、とんねるが見えると「ぽぽぽ ぽぽぽ」。親子列車のお話しが擬音語と擬態語だけで語られます。文は、汽車の音を表現しているだけですが、白地を巧みに活かした構図の無駄のない水彩画の画面に見事に溶け合っています。そして、「ててててて」も「ののののの」も「ぱぱぱぱぱ」も、汽車のそのときの状態を適切に伝え、音のことばとしてたっぷり楽しめます。
幼い子どもの感性がふくらむ絵本です。
<作者紹介>
五味太郎(ごみたろう)
1945年東京に生まれる。工業デザインおよびグラフィック・デザインの分野で複合的な仕事を試みている。最近は絵本の仕事も多い。「かくしたのだあれ」で、1978年度サンケイ児童出版文化賞受賞。作品には、「みんなうんち」、「きんぎょがにげた」、「ばったくん」、「かぶさんとんだ」(以上福音館書店)、「まどからのおくりもの」、「そらはだかんぼ」、「ぽぽぽぽぽ」(以上偕成社)、「ゆびんくん」(岩崎書店)、「たべたのだあれ」(文化出版局)など多数。
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