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まんげつのよるまでまちなさい


商品名

まんげつのよるまでまちなさい

出版社

ペンギン社

著者

マーガレット・ワイズ・ブラウン

画家

ガース・ウイリアムズ

翻訳者

松岡 享子

出版年

1978

対象年齢

5歳〜

価格

1,100円

全国学校図書館協議会選定
大阪市立中央図書館選定

夜を見たいと願うあらいぐまのぼうやに、おかあさんは、「まん月の夜まで待ちなさい」と言います。まだ夜を見たことがないぼうやは、「夜はどんなに暗いの?」「どの位の大きさなの?」「何色なの?」と次々におかあさんに質問します。
おとなしく待っている間にぼうやは日に日に成長し、待ちきれなくなったときがちょうど満月の夜でした。
子どもの成長と、それをよく知って最善の結果を演出する母親の配慮と愛情がよく描かれている絵本です。動物たちの柔らかい毛ざわりを感じさせる繊細な鉛筆画は、動物たちの表情を豊かに描いています。待つこと待たされることの意味を考えさせてくれる詩的絵本。

<作者紹介>
Margaret wise Brown(マーガレット・ワイズ・ブラウン)
1910年ニューヨークに生まれる。コロンビア大学を中退後、バンク・ストーリー校で学び、それがきかっけとなって絵本作家になる。その後、スコット社の子どもの本の編集者となる。作品は100冊以上にもなり、「おやすみなさいのほん」(福音館書店)、「ぼくにげちゃうよ」(ほるぷ出版)、「まんげつのよるまでまちなさい」、「ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ」(ぺんぎん社)、「おやすみなさいおつきさま」(評論社)などが翻訳されている。
<画家紹介>
Garth williams(ガース・ウィリアムズ)
1912年アメリカのニューヨークに生まれる。7才のときイギリスに移り住み、ロンドンのウェストミンスター美術学校、王立美術学校で油絵、水彩画、壁画、彫刻などを学び、いくつもの作品を残している。1938年、ヨーロッパ各国を旅して絵を勉強し、その後、婦人雑誌の美術編集者として仕事をした。1944年ニューヨーカー誌で活躍したのをきっかけに挿絵と絵本の仕事に打ち込むようになった。絵本の「しろいうさぎとくろいうさぎ」、挿絵の「大きな森の小さな家」、「大草原の小さな家」(以上福音館書店)など、すぐれた作品により、世界的に高く評価されている。


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