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もけらもけら


商品名

もけらもけら

出版社

福音館書店

著者

山下 洋輔/中辻 悦子

画家

元永 定正

出版年

1990

対象年齢

2歳〜

価格

1,200円

絵本にっぽん賞
教科書に掲載されている絵本

「もけらもけらでけでけ」おかしな形がおかしな音をたてて行進します。
この絵本は、ジャズピアニストの山下さんが音のリズムを「ことば」で表現し、その「ことばのリズム」を現代美術の巨匠・元永さんが「絵」にして出来上がりました。
子ども達はこの本を読んでもらって「ことば」を耳から聞き「絵」を読んでそのリズムを楽しみます。
子ども達は大好きな本ですが、大人は抽象的な絵は苦手な人が多いらしく「なにこれ?」「何が描いてあるの?」とよく聞かれます。
そして「よく解らない」とも言われます。
元永さんは前述のように現代美術、モダンアートでは世界的な人で、その作品はニューヨークモダンアートミュージアム、京都国立近代美術館など、世界中の美術館にパーマネントコレクションされています。
その美術を子ども達は「解かろう」とせず、純粋に「楽しんで」いるのです。
そして子どもの純粋な感覚を大人になっても持ち続けている人が芸術家になるのではないでしょうか。
いろいろな分野の本物の芸術家が、子ども達の為に書いたり描いたりして下さることにより、子ども達が「本物」を楽しむことができるのは素晴らしい事だと思います。

ぴた ごら ころ めか もけけ・・・読むとそのゴロの展開に思わず笑ってしまいそう。このように、メロディーをことばで表現し、ことばを絵で表現する絵本は幼児の大好きな絵本です。

<作者紹介>
山下洋輔(やましたようすけ)
1942年東京に生まれる。ジャズ・ピアニスト。1969年、山下洋輔トリオを結成。フリーフォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与え、海外でも高い評価を得る。1984年以降は、ソロ・ピアノを中心に日本国内をはじめ、海外でも広く活動している。「アメリカ乱入事始め」(文藝春秋刊)などの著書をもつエッセイストでもあり、伝記小説「ドバラダ門」(新潮社刊)を書く小説家でもある。絵本の仕事では、これが第一作目、二作目に「ドオン!」(福音館書店)がある。

中辻悦子(なかつじえつこ)
1937年に大阪府に生まれる。オブジェ、タブロー、版画など多彩な分野で活躍する造形作家。1998年現代版画コンクール展で大賞。絵本の作品に「これめ」、「いろいろしかく」、「まるまる」など。1998年刊の「よるのようちえん」(福音館書店)でブラティスラヴァ国際絵本原画展のグランプリを受賞。2000年ボローニャ・ブックフェアに出展。夫は画家の元永定正氏。中辻氏は元永氏の絵本のグラフィック・デザインも手がけている「もこもこもこ」(文研出版)、「もけらもけら」(福音館書店)などがある。
<画家紹介>
元永定正(もとながさだまさ)
1922年三重県に生まれる。三重県上野商業学校卒業。1955年から71年まで具体美術協会会員。作品は、ニューヨーク・モダンアートミュージアム、東京・京都国立近代美術館、長岡現代美術館、新潟、栃木、兵庫県立近代美術館、大谷記念美術館、トリノ国際美学センターなどにある。


レビュー 一覧

Puuu さん

最初、この絵本を娘に読んであげたときに、「これはなんの意味があるんだろう?」
と思ってしまいましたが、子どもは真剣に見て、聞いていました。
何度か読んであげてるうちに、ページをめくると言葉を覚えていて、「でけ でけ」
「どば どば」とか言うようになりました。今は、うちの子のマイブームになっている
絵本です。

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