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もじゃもじゃ
商品名
もじゃもじゃ
出版社
福音館書店
著者
せな けいこ
出版年
1969
対象年齢
2歳〜
価格
880円
「もじゃもじゃはなあに」。もじゃもじゃということばの響きが幼児は好きなようです。この絵本の中で、もじゃもじゃなのは、庭の木と、犬のころと、ほどけた毛糸、最後に女の子(ルルちゃん)のもじゃもじゃの頭が描かれています。さあ、もじゃもじゃはどうなるのかな?木は刈り込まれ、犬の毛も刈りそろえられ、毛糸はまかれ、ルルちゃんの髪型もきれいにカットされます。一つ一つがちゃんときれいになっていくのが楽しく、カットされたルルちゃんのさっぱりとした髪型が、なんとも気持ちよく感じます。身近なものを上手に扱って、幼い子どもを惹きつける絵本。
<作者紹介>
瀬名恵子(せなけいこ)
1932年東京に生まれる。武井武雄氏に師事。児童出版美術家連盟会員。
1970年「いやだいやだの絵本」(福音館書店)でサンケイ児童出版文化賞受賞。「めがねうさぎ」、「おばけのてんぷら」(ポプラ社)、「ひとつめのくに」、「くずかごおばけ」(童心社)など絵本多数。
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レビュー 一覧
marin さん
「もじゃもじゃはなあに?」という言葉から始まります。庭の木やうちのころ、ほどけた
毛糸、ルルさちゃんのあたまがもじゃもじゃしてるのが、「ちょきちょき」カットされます。単純なストーリーですが、貼り絵がもじゃもじゃをよく表しているし、「もじゃもじゃ」とか「ちょきちょき」という言葉の響きが子供は好きなようです。うちの子は、最近
お気に入りのようです。