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りんごのき
商品名
りんごのき
出版社
福音館書店
著者
エドアルド・ペチシカ
画家
ヘレナ・ズマトリーコバー
翻訳者
内田 莉莎子
出版年
1972
対象年齢
3歳〜
価格
990円
中央児童福祉審議会特別推薦
小さな男の子、マルチンの家の庭にりんごの木が1本はえていました。マルチンはりんごの木の成長をとっても楽しみにしています。マルチンはお父さんと木の消毒をしたり、水をやったりします。そして、冬が去り、春が来て、夏が過ぎ、マルチンが世話をしたりんごの木は、秋になって真赤なりんごを一つマルチンのおやつにくれました。
たった一つなった実を収穫するときのマルチンの無邪気な喜びが伝わってきます。美しい四季の変化を背景に、りんごの木の一年を描きます。古風な絵が、素朴で暖かみがあり、色遣いの美しさがいつまでも心に残る絵本。
<作者紹介>
エドアルド・ペチシカ
1924年チェコスロバキアのプラハに生まれる。プラハのチャールス大学文学部で博士号を取る。その後、雑誌の編集をするかたわら、数多くの物語や記事を書き作品集「太陽」、「瞬間」を発表。以来、青年向けの作品を書き続けた。同時に、学令前の子どもたちを対象にした作品もたくさんあり、国立児童出版所の重要な作家となっている。絵本に「りんごのき」、「もぐらじどうしゃ」(以上福音館書店)などがある。
<翻訳者紹介>
内田莉莎子(うちだりさこ)
1928年東京に生まれる。早稲田大学露文科卒業。1964年、ポーランドに留学。外国児童文学の翻訳紹介を主にしている。主な訳書に、絵本「てぶくろ」、「おおきなかぶ」、「もぐらとじどうしゃ」など多数ある。
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