絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載
ロバのシルベスターとまほうの小石
商品名
ロバのシルベスターとまほうの小石
出版社
評論社
著者
ウィリアム・スタイグ
翻訳者
せた ていじ
出版年
2006
対象年齢
5歳〜
価格
1,430円
コールデコット賞受賞
むぎ谷村のドングリ通りに、おとうさん、おかあさんと住むロバの子シルベスターは、珍しい小石を集めるのが大好きでした。ある雨の日、ロバのシルベスターは願いが叶う魔法の赤い小石を見つけ、大喜びで家に帰ります。すると、その途中でライオンに出会い、とっさに岩になりたいと願ってしまったばかりに・・・
ロバに戻る術もわからず、孤独な日々を送るシルベスターと、愛する我が子を失った両親の悲しみがしみじみ描かれているだけに、思いがけない形での再会の喜びが胸に迫る絵本。ユーモアとペーソス溢れる作品。
<作者紹介>
William Steig(ウィリアム・スタイグ)
1907年アメリカ、ニューヨークに生まれる。芸術家一家に育ち、1930年より「ニューヨーカー」誌にイラストや漫画を発表しはじめる。1968年、61才から子どもの本を描くようになり、3作目の「ロバのシルベスターとまほうの小石」で、1970年度のコールデコット賞を受賞。他にも「ものいうほね」、「歯いしゃのチュー先生」(以上評論社)など多数絵本や物語を残している。
<翻訳者紹介>
瀬田貞二(せたていじ)
1916年に東京に生まれる。東京帝国大学文学部卒業。児童文学の評論、創作、翻訳などで活躍。訳書に「三びきのこぶた」、「おだんごぱん」、「三びきやぎのがらがらどん」、「げんきなマドレーヌ」、「ブレーメンのおんがくたい」(以上福音館書店)、童話「ナルニア国ものがたり」シリーズ、「ホビットの冒険」(以上岩波書店)、再話に、「かさじぞう」、「ふるやのもり」(以上福音館書店)などがある。