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わたしとあそんで


商品名

わたしとあそんで

出版社

福音館書店

著者

マリー・ホール・エッツ

翻訳者

与田 準一

出版年

1968

対象年齢

3歳〜

価格

1,210円

日本図書館協会選定
全国学校図書館協議会選定

はらっぱに遊びにでた女の子が、「私とあそんで」と呼びかけます。でも、だーれも遊んでくれません。バッタはぴょんととんでいってしまう。かえる、かめ、りすなど、声をかけた動物はどれもみんな逃げてしまいます。ところが、女の子が音をたてず、動かないで静かに座っていると、動物たちは次々と戻ってきて・・・最後に 「ああ わたし いま、とってもうれしいの。とびきりうれしいの。」と、しめくくります。
やわらかなクレヨンの線で描かれた絵は、春の日差しの暖かさを感じさせるようです。子どもの心の奥深くに入り込み、静かな満足感を残す絵本です。

<作者紹介>
Marie Hall Ets(マリー・ホール・エッツ)
1895年アメリカのウィスコンシン州の小さな町に生まれる。動物たちと親しんだ幼時は、後にマリーに決定的な影響を与えた。物心つくころから絵を書き、小学校一年のときには、大人の美術のクラスで勉強するほどの腕前になっていた。その後、社会学と社会事業に大きな関心をもち、第一次世界大戦の頃から、主に子どもの福祉のために働きましたが、後、健康を害して絵本を書き始めた。数ある絵本の中で、1959年に出版した「クリスマスまであと九日」(冨山房)は、アメリカの絵本に与えられる最高の賞、コールデコット賞を受賞した。作品に「もりのなか」、「またもりへ」、「わたしとあそんで」(以上福音館書店)、「モーモーまきばのおきゃくさま」(偕成社)などがある。


レビュー 一覧

mugoo さん

癒され感のある、ほのぼの絵本です。
文章も少なく絵が語る絵本なので、
小さな子でも楽しめます。

主人公の女の子は3歳ぐらいでしょうか?
ちょうど娘とかぶって見えました。
女の子が鹿の赤ちゃんが来ても動かずにいると
鹿が女の子のほっぺをなめてくる場面で、私が
同じように娘のほっぺをなめてみたら、嬉しそうな
少し怒ったような顔をしていました(笑)

娘ともども大好きな絵本の一冊です。

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