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くしゃみくしゃみ天のめぐみ


商品名

くしゃみくしゃみ
天のめぐみ

出版社

福音館書店

著者

松岡享子

画家

寺島龍一

出版年

1968

対象年齢

読んであげるなら5歳〜 自分で読むなら小学校低学年〜

価格

1,650円

厚生省中央児童福祉審議会推薦
全国学校図書館協議会選定
NHK読書委員会推薦
日本図書館協会選定
教科書に掲載されているお話

ページ数 96頁
サイズ 22×20cm

はくしょんという名前の若者が、くしゃみのおかげで長者の婿になるという表題作の他、しゃっくりのおかげで思わぬ運を拾う「とめ吉のとまらぬしゃっくり」、どえらいいびきをかく、かん太が天にのぼって雷になる「かん太さまのいびき」、ホーホケキョという音とともに梅の香りがただようおならをする「梅の木村のおならじいさん」、腹の中に雀の大群を養う大食らいのなまけ者「あくびあや太郎」の5話。いずれも昔話風の創作物語。着想の奇抜さが底抜けに明るく、ユーモラスな内容が子どもを引き付け、幅広い年齢に人気があります。挿絵のたくさん入った読みやすい仕上がりになっています。

<作者紹介>
松岡享子(まつおかきょうこ)
1935年神戸市に生まれる。神戸女学院大学英文科、慶応義塾大学図書館学科を卒業の後、渡米。ウエスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学び、ボルチモア市公共図書館に勤務。帰国後、大阪市立中央図書館小中学生室に勤めた。その後、自宅で家庭文庫をひらき、子どもたちに接しながら児童文学の研究、翻訳、創作に従事してきたが、1974年、石井桃子氏らと共に財団法人東京子ども図書館を設立し、現在同館理事長。
創作には、絵本「とこちゃんはどこ」、「おふろだいすき」(共に福音館書店)、翻訳には「しろいうさぎとくろいうさぎ」(福音館書店)、「くまのコールテンくん」(偕成社)など他多数ある。
<画家紹介>
寺島龍一(てらしまりゅういち)
1918年に東京に生まれる。1942年東京美術学校を卒業。1957年光風会会員となり、その年、日展特選に入賞。1960年に渡欧、約一年半後に帰国。1965年光風会員賞受賞。その絵はもちろんのこと、挿絵画家としての業績も大きくサンケイ児童出版文化賞受賞の絵本「なんきょくへいったしろ」、「あふりかのたいこ」、「そらのきゅうじょたい」(以上福音館書店)や、童話の挿絵「ホビットの冒険」(岩波書店)他多数。


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