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セロひきのゴーシュ
商品名
セロひきのゴーシュ
出版社
福音館書店
著者
宮沢賢治
画家
茂田井武
出版年
1966
対象年齢
読んであげるなら5歳〜 自分で読むなら小学校低学年〜
価格
1,210円
厚生省中央児童福祉審議会推薦図書
全国学校図書館協議会選定「必読図書」
教科書に掲載
ページ数 56頁
サイズ 22×20cm
ゴーシュは町の活動写真館でセロを引く係りでした。けれども仲間の楽手の中で一番下手だったので、いつも学長にいじめられるのでした。公演を10日後に控えたある夜、自分の家で必死になって練習をしていると、生意気なねこがやってきてシューマンのトロイメライを弾いてごらんなさいと言います。怒ったゴーシュは、ねこをおどかそうと激しい曲を力いっぱい弾きまくります。次の晩、今度はかっこうが来て大まじめに音程をさらいます。こうして毎晩奇妙な練習を続けるうちにゴーシュの腕は上達していきますが・・・
有名な宮沢賢治の作品に、茂田井武の絵が素朴で不思議な雰囲気のある作品世界を見事に表現しています。「セロひきのゴーシュ」は、宮沢賢治が最後まで推敲を加えた、一番完成度の高い作品だと言われています。
<作者紹介>
宮沢賢治(みやざわけんじ)
1896年に岩手県花巻に生まれる。盛岡中学を経て盛岡高等農林学校研究家修業。花巻農学校の教論となるが、後、退職し農村をまわって農村文化や農業技術の指導講習を行う。しかし、この頃より健康を害し1933年、37歳の短い生涯をとじる。短歌、童話、詩作など彼の作品は数多いが、生前出版されたのは自費出版の「春と修羅」と童話集「注文の多い料理店」のみで、世の中からは認められなかった。没後、宮沢賢治の作品は高く評価され数多く出版されている。
レビュー 一覧
giftbox さん
昔、教科書に載っていたと記憶する宮沢賢治の絵本を見つけ、
「セロひきのゴーシュ」、題名も聞き覚えがあるぞ?!
と思って読んでみましたが、内容までは覚えていませんでした(^_^;)
子どもには、毎日少しづつ読み聞かせをしました。
音楽会間近なのに、セロがなかなか引けないゴーシュに
謎のネコが現れ・・・
毎日の読み聞かせと同じペースでだんだんセロが上手に
なっていくゴーシュにがんばれ〜とエールをおくりたく
なります。