絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載

のねずみこども会から頼まれたねずみばあさんは、お雛さまを連れて森へでかけます。きれいなお雛さまを見たのねずみ会のこねずみたちは、大喜びです。こねずみたちは、お雛さまを乗り物に乗せて森の広場に案内しました。五人ばやしが笛や太鼓を鳴らします。三人かんじょうが歌を歌い、おだいりさまが踊りを踊りました。「はるかぜ　ふけふけ　ヤーポンポン　めをだせ　はなさけ　ヨーポンポン」。ところが、夕方になると雪が降ってきて、急いで家に帰りましたがお雛さまたちは真っ黒に汚れてしまいます。さあ、大変！

＜作者紹介＞
小出保子（こいでやすこ）
福島県に生まれる。桑沢デザイン研究所卒業。絵本に「とんとんとめてくださいな」（1986年オランダの絵本賞、銀の石筆賞受賞）、「ゆきのひのゆうびんやさん」、「はるですはるのおおそうじ」、「とてもとてもあついひ」、「もりのひなまつり」（以上福音館書店）、「なぞなぞかけた」（小峰書店）などがある。