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アーサー王と円卓の騎士
商品名
アーサー王と円卓の騎士
出版社
福音館書店
著者
シドニー・ラニア
画家
N・C・ワイエス
翻訳者
石井正之助
出版年
1972
対象年齢
小学校高学年〜
価格
2,530円
王妃グィネヴィアとサー・ランスロットの愛、サー・トリストラムとイゾールドの悲恋など、ヨーロッパの文学の源流であるアーサー王物語を、詩人ラニアが見事な構成でまとめました。
ページ数 468頁
サイズ 21×17cm
<作者紹介>
シドニー・ラニア(Sidney Lanier)
1842年、ジョージア州のメイコンに生まれる。アメリカの詩人。ラニア一家は音楽の才に恵まれ、詩人自身も色々の楽器を演奏できたが、ことにフルートが得意であった。18歳でオーグル・ソープ・カレッジを出たが、一年後に南北戦争が勃発すると、志願して南軍の兵士となった。やがて、作戦行動中に捕虜となり、数ケ月の獄中生活を送ったのち、1865釈放されると、フルート一管をたずさえて故郷ジョージア州に戻った。1873年にボルティモアのピーボディ管弦楽団のフルート奏者の地位を得たが、この頃から優れた詩を書き始めた。その作品には、音楽の影響が著しい。1879年に、ジョンズ・ホプキンズ大学講師となり、英国の詩について専門的研究書や、少年のための読み物を書いた。その中でことに有名なのが「アーサー王と円卓の騎士」(別名「少年のためのアーサー王物語」)と、「少年のためのフロワサール詩集」である。「アーサー王物語」は死の前年に完成された。