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ちいさなろば
商品名
ちいさなろば
出版社
福音館書店
著者
ルース・エインズワース
画家
酒井 信義
翻訳者
石井 桃子
出版年
1979
対象年齢
読んであげるなら 3歳〜 自分で読むなら 小学校低学年〜
価格
1,100円
昼間遊ぶときも、夜寝るときも一人ぼっちだったろば。二人の女の子からクリスマスにはサンタクロースがきて、靴下にプレゼントをいれてくれる話をはじめて聞きました。その夜、鈴の鳴る音で目を覚ましましたろばに、サンタクロースがそりから降りながら言いました。「足を痛めたトナカイの代わりに、おまえ、助けてくれるわけにはいかんかね」。「お手伝いしますとも!」と、ろばは叫んで飛び上がりしっぽをふりました。プレゼントを配って牧場にもどったろばに、サンタクロースは「あしたの朝になると、何かがおまえを待っているよ」と言って、そりにのって帰って行きました。そして、クリスマスの朝、ちいさなろばを待っていたものは、それはそれはすてきなものでした。
<作者紹介>
Ruth Ainsworth(ルース・エインズワース)
1908年イギリスのマンチェスターに生まれる。子どものために2冊の詩集を出版。後に、BBCラジオ番組「Listen With Mother」のために、いくつかの物語を書いた。主な作品に「こすずめのぼうけん」、「黒ねこのおきゃくさま」(以上福音館書店)などがある。
<画家紹介>
酒井信義(さかいのぶよし)
1944年、神奈川県に生まれる。東京芸術大学油画科卒業。同大学院修了。1967年、大橋賞受賞。1971年新制作展新作家賞受賞。現在は、制作のかたわら新聞連載小説の挿絵を描くなど幅広く活躍している。童話の挿絵の仕事に「イリーナとふしぎな木馬」(福音館書店)がある。東京在住。