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第7回日本絵本賞

どんどこ　どんどこ　どんどこ　どんどこ　ももんちゃんがいそいでいます。川をわたって、山をのぼって、どんどこ　どんどこ。山の上ではくまさんがとおせんぼしています。それでも、ももんちゃんはいそいでいます。「どんつ　ど、ど、ど、ど…」。まるで、わが子を見ているようなももんちゃんの姿に、何とも言えないかわいさと愛おしさを感じます。

<作者紹介＞
豊田一彦（とよたかずひこ）
1947年宮城県に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業。二人の娘の子育てを通して絵本創作をはじめる。主な作品に「でんしゃにのって」などのうららちゃんののりものえほんシリーズ全3巻「バルボンさんのおでかけ」などのワニのバルボンシリーズ全5巻（以上、アリス館）「ぎーこん　ぎーこん」などのしろくまパパとあそぼうシリーズ全3巻（岩崎書店）「そうじきかいじゅうショーノスケ」（学研）「でっかいさんぽ」「いきものいっしょうけんめい」（以上、ポプラ社）「りんごころころ」（文、松谷みよ子/童心社）などがある。