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えんの松原


商品名

えんの松原

出版社

福音館書店

著者

伊藤 遊

画家

太田 大八

出版年

2001

対象年齢

小学校高学年〜

価格

1,650円

教科書に掲載されているお話

ページ数 408ページ
サイズ 21×16cm

時は平安中期。年若い皇子・憲平は夜ごと現れる怨霊に怯えていた。偶然彼と知りあう少年・音羽は、故あって女童になりすまし下働きをする身。憲平に崇るのは一体何者か?死に至る運命から彼を救うことはできるのか?二人の少年の命を賭けた冒険に、老女官や怪僧阿闍梨、美少女夏君といった面々がからみ、息もつかせぬ物語が栄華の都のまん中に展開する。多感な世代に訴えるテーマ性を合わせ持つ骨太な作品、読みごたえ抜群!

<作者紹介>
伊藤 遊(いとうゆう)
1959年に生まれる。京都市出身。立命館大学文学部史学科卒業。96年以降、本格的に児童文学の創作をはじめる。97年、原稿応募の「鬼の橋」で第三回児童文学ファンタジー大賞を受賞。刊行作品に、「鬼の橋」(産経児童出版文化省推薦、IBBYオナーリスト文学作品)、「えんの松原」(日本児童文学者協会新人賞、産経児童出版文化省)、「ユウキ」(日本児童文学者協会賞/以上福音館書店刊)、「つくも神」(ポプラ社刊)がある。
<画家紹介>
太田大八(おおただいはち)
1918年に生まれる。長崎県出身。多摩美術学校卒業。絵本の仕事に「だいちゃんとうみ」「馬ぬすびと」「やまなしもぎ」(以上、福音か書店刊)、「絵本 玉虫厨子の物語」(童心社刊)など。童話の挿絵も「寺町三丁目十一番地」(福音館書店刊)、「恐竜探偵フェントン」シリーズ(小峰書店刊)など多数ある、小学館絵画賞、国際アンデルセン賞画家賞次席など受賞も数々あり、98年には「絵本西遊記」(童心社刊)でサンケイ児童出版文化省美術賞を受賞。


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