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水仙月の四日


商品名

水仙月の四日

出版社

偕成社

著者

宮沢 賢治

画家

伊勢 英子

出版年

1995

対象年齢

小学校中学年~

価格

1,760円

産経児童出版文化賞・美術賞(1996)
全国学校図書館協議会・選定図書(1995)

サイズ 29cm×25cm
ページ 36ページ

ひとりの子どもが、山の家への道を急いでいました。でも、その日この辺りは「水仙月の四日」にあたっていたのです。それは、おそろしい雪婆んごが雪童子や雪狼をかけまわらせて、猛吹雪をおこさせる日。真っ青だった空がかげりはじめ、だんだん強くなってくる風と雪の中から雪婆んごの声が聞こえてきました・・・
雪童子たちが起こした吹雪はひとりの子どもを巻きこんだ。東北の風土と賢治の想像力が生んだ物語を幻想的でイメージ豊かに描く。

<作者紹介>
宮沢賢治(みやざわけんじ)
1896年岩手県花巻市に生まれる。盛岡高等農林学校農芸化学科卒業。十代の頃から短歌を書き始め、その後、農業研究家、農村指導者として活動しつつ文芸の道を志し、詩・童話へとその領域を広げながら創作を続けた。1924年に詩集『春と修羅』と童話集『注文の多い料理店』を事実上の自費で出版するが、彼の作品のほとんどは、没後に高く評価された。1933年に37歳で病没。
<画家紹介>
伊勢英子(いせひでこ)
1949年に北海道で生まれる。東京芸術大学デザイン科を卒業。主な絵本作品は、「むぎわらぼうし」(絵本にっぽん賞受賞)、「ざしき童子のはなし」「よだかの星」(以上、講談社)、「山のいのち」(ポプラ社)、「水仙月の四日」(サンケイ児童出版文化賞美術賞 偕成社)などがある。


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