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からすたろう


商品名

からすたろう

出版社

偕成社

著者

八島 太郎

出版年

1979

対象年齢

小学校中学年~

価格

1,980円

絵本にっぽん賞・特別賞(1980)
コルデコット賞・次席(1956)
中央児童福祉審議会・特別推薦(1980)

学校では何ひとつ覚えられず、みんなに無視されていた少年からすたろうには、かくされた才能がありました。子どもの心の美しさを考えさせられ、教育とは何かを問う。

<作者紹介>
八島太郎(やしまたろう)
1908年に鹿児島県に生まれる。軍事教練を拒否して東京美術学校(芸大)を退学。日本プロレタリア美術家同盟に参加し、美術研究所の講師を勤めたり、風刺漫画を描く。1939年渡米。1943年に自伝絵物語「あたらしい太陽」(邦訳 晶文社刊行)を発表。戦後、故国での体験に基づいた絵本「村の樹」「道草いっぱい」「からすたろう」などをアメリカの出版社から発表し、「からすたろう」「あまがさ」(邦訳 福音館書店)「海浜物語」の三作がコルデコット賞(アメリカの絵本に与えられる最高の年間賞)の次席となる。一方、1972年フランスのデヴィユ国際美術展において、「吹雪の窓」「児童・春夏秋冬」などの作品六点をもって、グランプリ・大賞画家となる。1977年、脳溢血で倒れ、療養のかたわら、八島美術研究所の教鞭をとり、自由律俳句の会「やからんだ乃会」を主宰。1994年ロサンゼルスにて病没。


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